2016.11.12(土)
"Feminine & Airy" 〜 優しく柔かいイメージ 〜
全体的に白やピンクの明るい色調で女の子らしく、優しく、柔らかいイメージ。
画作りのポイント
全体的に白く明るく柔らかい風合いに仕上げる。
1.モデルイメージ
女の子らしい柔らかな雰囲気の人。
2.スタイリング
柔らかいテクスチャー、浮遊感のある素材。白やピンクなど柔らかい色合い。
ヘアは緩やかに大きなウェーブなど。
メイクは柔らかいグラデーションによる淡いピンク系のチークと同系色のリップ。
3.レンズと絞り
F1.2やTSレンズ等のボケ味のいいレンズを開放にて使用。
被写界深度を浅くして、近い方の目のみ1点にピントを合わす。
4.ライティング
アンブレラ+ディフューザーやソフトボックスでスタジオ全体に光を回す。
F1.2で露出設定しきれない場合は、ディフューザーを重ねるか、天井、床、壁バウンズを行う。
また、モデルの背景壁に向けて光をバウンズさせて逆光にて回す。
5.ポジショニング
壁の前にモデルに立ってもらい、斜めから撮影する事によってボケ味を表現する。
6.表情とポーズ
ストーリーを5W1Hで設定し、モデルにはその世界観の中に入ってもらい、自然な表情やポージングを自発的に行える環境作りを行う。
7.RAW現像
色温度は青方向、色かぶり補正はマゼンダ方向を意識。
露光量はヒストグラムを見ながら、ギリギリまで明るい方向へ。
場合によってはハイライトを落として、シャドウを上げて可能な限り明るく。
シャドウを上げる事によって髪の毛のディテールを表現する。
肌をより滑らかにするには明瞭度を多少下げる事も場合によっては行う。